『プーチン・ゼレンスキーに捧ぐ』

 伊藤さんの心に残るこの1曲は、
 イルカが歌った『なごり雪』である。

 ♪〜
  いま春が来て君は 綺麗になった
  去年よりずっと 綺麗になった

 近所に住んでいる幼い女の子が、
 久しぶりに見掛けたらポニーテールが良く似合う
 女子高生に成長していたりする。

 時の過ぎ行くスピードには驚きと戸惑いを感じる。
 1975年(昭和50年)リリースのヒットソングである。
 栗田さんの心に残るこの1曲は、
 小林旭が歌った『夢ん中』である。

 ♪〜
 男も辛いが女も辛い
 男と女はなお辛い
 だけど泣くなよ 泣くんじゃないよ
 酸いも甘いも 夢ん中

 “必殺商売人”のエンディングに流れていた歌であり、
 男と女の裏の顔を表したような歌詞でもある。

 昭和53年リリースの歌である。
 大橋さんの心に残るこの1曲は、
 小柳ルミ子が歌った『瀬戸の花嫁』である。

 ♪〜
 瀬戸は日暮れて 夕波小波
 あなたの島へ お嫁に行くの

 花嫁を送り出す寂しさは、
 娘を持った父親の宿命でもある。

 1972年(昭和47年)リリースの大ヒットソングである。
 清田さんの心に残るこの1曲は
 プレスリーが歌った『好きにならずにいられない』である。

 好きだった彼女をようやくホテルに誘った時に、
 何故だか部屋の中にこの歌が流れていたという。

 ♪〜
 But I can’t help falling in love with you・・

 今でもこの歌を聴くと条件反射的に興奮して、
 パブロフの犬になるという。

 1961年リリースの大ヒットソングである。
 松本さんの心に残るこの1曲は、
 ナットキンコールが歌った『モナリザ』である。

 こんな洒落た曲を選ばれたら誰も敵わない。
 サードを守って4番を打つ選手は全てが違うようだ。

 ♪〜
 Monalisa、Monalisa Men have named you・・

 1950年のヒットソングである

 鈴木さんの心に残るこの1曲は、
 美空ひばりが歌った『真っ赤な太陽』である。


 ♪〜
 真っ赤に燃えた太陽だから
 真夏の海は恋の季節なの

 この歌がヒットしたのは昭和42年(1967年)で、
 新潟から上京した鈴木さんは30歳の働き盛りだった。
 日本の高度経済成長が始まった年でもある。

 今でもこの歌を聴くと興奮するという。

 心に残るこの一曲に谷村新司が歌う『昴』を選んだのは、
 富中さんと横山さんである。

 宇宙の広がりを感じさせる歌詞と音律に魅力を感じると言う。
 お二人とも投手として活躍されている。
 この曲を流して登板すれば、
 驚くようなピッチングをするに違いない。

 ♪〜
 我はゆく さらば昴よ〜〜〜〜
 昭和55年リリースのヒットソングである。

 石毛さんの心に残るこの一曲は

 春日八郎が歌った『別れの一本杉』である。

 ♪〜
 泣けた泣けた こらえ切れずに泣けたっけ・・

 この歌を聴くと、
 少年時代に育った丹沢の麓の景色を思い出すという。

 昭和30年にリリースしたヒットソングである。


心に残るこの1曲は、
 裕次郎の『錆びたナイフ』である。

 ♪〜
  砂山の砂を指で掘ってたら
  真っ赤に錆びたジャックナイフが出てきたよ  

 小学校低学年のときの遠足の帰りのバスの中で
  歌った曲だという。
 この時いい気分で歌い始めたが、
  なぜかみんなゲラゲラと大笑いしたんだと …?

 初めて音痴だと気づかされた曲であったと。
 これ以来人前で歌えなくなったという

 1957年(昭和32年)リリースのヒットソングである。

 草間さんの想い出に残るこの1曲は、
 村田英雄が歌った『無法松の一生』である。

 ♪〜
 小倉生まれで玄海育ち
 口も荒いが気も荒い

 男を歌わせたら村田英雄が一番だろう。

 歌の途中で浪曲の口調に変化する。

 「空に響いたあの音は叩く太鼓の勇駒・・」

 カラオケで歌う時は、
 気分だけはすっかり村田英雄になっているという。

 昭和33年のヒットソングである。

 安川さんの心に残るこの1曲は、
 石原裕次郎が歌った『赤いハンカチ』である。

 ♪〜
 アカシヤの花の下で
 あの娘がそっと瞼を拭いた赤いハンカチよ

 カラオケではこの歌しか歌わないほどの惚れこみで、
 石原裕次郎になったつもりで歌っている。

 昭和37年のヒットソングである


 心に残るこの一曲に箱崎晋一郎が歌った
 『抱擁』を選んだのは村上さんである。

 特に二番の歌詞に思い入れがあるという。

 ♪〜
 あなたしか愛せない
 女にいつかなってしまったの

 試合ではバントをして相手チームを混乱させたりするが、
 男と女の恋物語では胸が痛くなるような別の顔を
 お持ちのようである。

 昭和49年リリースのヒットソングである。

 浜島さんの心に残るこの1曲は、 ピンキーとキラーズが歌った
 『恋の季節』である。

 ♪〜
 夜明けのコーヒー二人で飲もうと・・

 こんな言葉で女を口説きたかったが、
 今はおっさん達とチューハイを飲んで、
 二日酔いの日々を過ごす身となってしまった。

 昭和43年のヒットソングである。

 菅嶋さんの心に残るこの1曲は 

 三橋美智也が歌った『夕焼けとんび』である。
 小学6年生の時に兄が東京に働きに行って
 寂しくなったことを想い出すという。
 昭和33年のヒットソングである。

 一時代を終えた人の思いに!
 この時フランク シナトラは50歳であった。

  『シェルブールの雨傘』

 心に残るこの1曲は、
 綿貫さんの心に残るこの1曲は
 『シェルブールの雨傘』である。

 妖精のようなカトリーヌドヌーブに魅せられたが、
 当然ながらどうすることも出来なかった。

 東京オリンピックが開催された昭和39年のことで、
 まだ独身だった。


 心に残るこの1曲は、
 ザピーナッツが歌った『恋のバカンス』である。

 昭和38年のヒットソングで
 オリンピックを翌年に控え、
 日本が一丸となって進んでいた時代である。

 ♪〜
 裸で恋をしよう 人魚のように・・

 裸という歌詞に興奮して悶々としていた。
 思春期のバイブルのような歌である。
 
 :雄正